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「お前の毒舌が聞けて安心したよ」
「うわ…本当に気持ち悪いですね」
「変な意味じゃないよ。またこうしてお前とこう言うやり取りが出来るのに安心してんだ」
柾木はホッと胸を撫で下ろす。
「何カッコつけてやがるんだか」
つけたくもなる。
「うん。カッコつけた」
窓から入る風は気持ちが良く。
優しかった。
これから決戦になると言うのはわかっている。
本当に死ぬかも知れない。
だが、不安や恐怖は不思議と感じなかった。
ただただ穏やかな時間が流れている。
こんな日が続けば良いとも思った。
でも、終わらせなければならない。
これで終わりなのだから。
続・死神執事 終
to be continued…
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