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「柾木…アンタ…何を言ってるの!?変な冗談よしてよ!!また変な言い訳してんの!?馬鹿じゃないの!?それにその眼!!そんな眼をして信じれっての!?良い加減にしてよ!!」
愛は思いつく限りの鬱憤を柾木にぶつける。
言われても反論のしようが無い。
現に自分のせいで美沙を敵に奪われ本部も滅茶苦茶になってしまっている。
涙ながらに愛は続ける。
「どうすんのよ…アンタのせいで……どれだけ迷惑かければ気が済むのよ!!」
「柾木君…もう弁解の余地も無いけど…何か考えがあっての行動なんだろ?それに、今言った【皆んな死んでる】と言うのは?」
平沢は愛の背中を摩り訊ねる。
「この眼…多分特務課の冬夜さんの異能の眼なんです。それを与えられて、それから…」
「千里眼。見たくねぇモノまで見えちまうんだろ?坊主」
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