デ部長登場!

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デ部長登場!

「やあ、僕が部長さ! 君は、いい筋してるよ」 「……あの、ここって、モテ部ですよね? モテる部活ですよね」 「ん? まあ、そうだね。ちょっと、やってみるかい?」  ていうか、デ部長じゃんかと思った。  デ部長は、そそくさと奥に行った。  しばらくすると。 「ゴメン、愛美、待たせたな」  何を勘違いしたか、ガリクソンのところに来て、肩を叩いた。 「は? 愛美って誰だよ」  デブ長は、それを無視して。 「ああ、今日は裁判が長引いてね……。どんな悪人でも、裁判で弁護を受ける権利があるからね」  そう言いながら、デ部長は脂っこい頭をかき上げた。
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