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「クスっ、嬉しい事いうじゃねぇか。俺がお前を探してたって何で知ってんの?」
彼にまたがり首に腕を回した。キスよりも近い距離、まったく気を使ってないぼさぼさの髪を指でかき上げる。硬くて張りのある質感、近くなりすぎた彼の目。
「繋がったから、僕たちはもう繋がってるから。だな」
嬉しそうに細められた目、気持ちの代わりに重なる唇。尻の下でファスナーを下ろしごそごそとナニを取り出そうと動く手。勃起しすぎて上手くいかないようだ。
気付けば僕は全裸。
尻を浮かせると服の圧迫から解放された彼のペニスが勢いよく飛び出してきた。お互いの腹の間にそり立つ2本のペニス。
温厚な瞳に爛々と揺らめく肉欲の色。
触りたいと思ったのが先か、触れたのが先か分からない。そっと僕が指を這わせるとお互いのが触れあって痺れるような刺激が背中を走っていく。
焦るように外されていくシャツのボタン。露わになった彼の皮膚は浅黒く日焼けしていて、首から肩にかけてのラインがとてもうまそうに僕を誘う。
「乳首ってのはこうやって噛むんだぜ」
舐めとるように舌を大きく使い、神経を1点に集められないよう仕向けられる。欲しい刺激はビリビリとした痛みに近い快感なのに、彼は僕の好みを知っているかのように的確にその刺激をくれようとはしない。
広く舐めまわされた胸元は外気に触れ急速に冷えていった。
「ククック。ほら、こんなに乳首がおったつだろ?恥ずかしいったらねぇな」
悪そうな顔で僕をチラリとみると、間髪入れずに噛みく、しかもかなりきつめに。冷やされて摘まめる程にたった乳首をガリっとひと噛み。
「っ痛」
ビクリと反応した僕のペニスがペチンと彼のモノにぶつかり跳ね返される。
「何それ、僕が乳首噛んだの根に持ってんの?クスッ。あんたも相当すけべだな。見てよ、下もこんなにエロい事になってる」
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