カフェへようこそ 第一章

勇気を出す

健　うん、隅で見てくれたらうれしいな。
隆　わかった。あのさ、光音さんも、来てもいいかな？
健　そうだね。光音さん、どうしてもというのはなんだか申し訳ないけれど、来てくれたらうれしいね。話しておいて。
隆　わかった。じゃまた明日だね。

健(僕は明日、告白をすることにした。)

次の日の四時
健　今日は、棚井さんにお話ししたいことがあって、、、
リ　なんですか？
健　あのっ、今日の閉店後、ここにこれませんか?
リ　閉店って、８時ですよね、その時間に私、ここにくればいいですか？
健　はっ、はい。お願いします。
(こっそり見ていた隆二、心の中で拍手をしている。)
そして、閉店して、、、
留　私もいていいの？
健　君の気持ちを考えると、すごく、すごく、ごめん。だけど、来てくれてうれしいんだ。
留　謝ることではないよ。私もうれしいよ。うまくいくように応援しているね。
健　本当にありがとう。
隆　もうすぐ来るかな？俺たち、近くにいるね。
健　うん。見守ってて。
リヴが来た。
リ　あのっ、、、お話しって、、、
健　え、えーっと、実は本当に来てくれると思っていませんでした。すごく緊張しています。