ユグ・ドラシル

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 ひとしきり悠斗と話した後、私達は喫茶店を後にし各々の帰路に着いた。  その別れ際。 「いいか、由紀さんには秘密にしろよ。」 「ああ、わかってるって。二人だけの秘密さ。」  私達は示し合わせたように頷く。  その日、私と悠斗が合作で『ユグ・ドラシル』の続編の執筆を開始した事は、誰にも知られてはいけない。 <了>
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