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出会い
私の目の前に広がる人生にはなんの価値も無い。
私はただ生きているだけにすぎないのだ。
小さい頃から人と付き合うのが苦手だった。
周りが好きと感じる事も私は好きになる事が出来ず、学校では変わり者として扱われ私に付けられたアダ名は「人形」だった。
そんな私にも1つの生き甲斐があった、それは母を喜ばす事だった。
私がテストやスポーツで良い成績を取ると母は喜んでくれた。
だから私は人一倍努力をして勉強やスポーツに取り組んだ。
母は何時も私に「完璧でありなさい優花」と口癖のように言っていた。
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