白の孤独
2/3
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/
3ページ
彼がこちらに手を差し出す。 彼女は窓のへりを越えた。 彼の手を掴む。 一瞬、遥か彼方にある地面が見えてとっさに、落ちる、と思い彼女は反射的に目を閉じてしまった。 けれど、彼女の体が地面に叩きつけられる事はなかった。 目を開けたら目の前に彼がいて、微笑んでいた。 彼女の背中には望み通り翼があった。 彼の手を取り、彼女は遠く高く、霞む月へと翼をはためかせた。
/
3ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
0
スターで応援
2
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!