信じて

4/6
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
俺はそれを知っていた。 中学校の頃、一度だけ彼女と会ったことがあったのだ。 そのとき、彼女がいっていた。 弱っていた彼女が弱々しく笑ったのを見たとき、守りたいと思った。 でも、あのときの俺ではどうしようも出来なかった。 どこのだれで、何歳なのかもわからない少女を守るなんて。 彼女のことは忘れて高校生活を送っていたある日。 彼女を見つけた。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!