苺一夜

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苺一夜

    香る紫煙と 艶やかな苺   吐き出す煙に 魂までも囚われて   君が独りを望むから 僕は君の側にいよう   鳴り響く音の波 寄り添う温もり   甘酸っぱい思い出 記憶は永久に僕を蝕み   忘れたい 忘れられない   君が独りを望むなら 僕は君と共にいよう   一番近くて遠い場所 君の心の片隅で     僕は君と共にいよう  
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