月兎

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月兎

    寂しがり屋な君だから 一人で泣いて、独りで泣いて   頬を伝う 雨音は、アンダンテ   月兎、君兎 一つ跳ね 二つ跳ね   寂しがり屋な君だから 傷を隠して、笑顔を見せて   紡ぐ詩は 滑稽な、ラブソング   月兎、君兎 一人跳ね 独り跳ね   寂しがり屋な君だから   ただ、そっと 君の隣にいたいだけ  
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