第33回 『七つの着物の踊り』 その2のひとりごと

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第33回 『七つの着物の踊り』 その2のひとりごと

 おはなしから、少し離れますが、正倉院の宝物の中には、楽器類も含まれています。  作者などは、実物を見ること自体が簡単ではありませんが、本でならば見ることも出来るわけです。  例えば、『螺鈿紫檀琵琶』は、聖武天皇が所持していたものだそうで、4弦の琵琶です。    現代でも、ほぼ同じ型の楽器が使われているようですから、大変に息の長い楽器ですね。    また、甘竹簫という、たぶん、パンフルートの仲間みたいな笛もあります。  宝物には、打楽器も、含まれています。  先進地域の中国、朝鮮半島経由で飛鳥時代には入ってきていたようですが、はっきりしたタイミングは、作者には、判りません。  このお話は、あくまで、フィクションですが、時代的には、斉明天皇時代をイメージしています。  明日香を訪ねてみますと、どうやら、画期的なインフラ建設が行われていたのではないかしら、と思われる様々な遺跡があります。  このお話は、エブリスタさまで、最初に書き始めたひとつですが、未だに残っております。内容は、もちろん作者の妄想ですが、ちょっと手こずっております。             🌸🌸🌸         
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