4人が本棚に入れています
本棚に追加
「瑠璃くん!ひっぷ出てる!」
香多くんが叫ぶ。
「間近で瑠璃くんのひっぷー!」
「一度ならずに二度までも!」
俺の後ろにいたファンたちは歓喜する。また、げたんわくんが転びやがって俺の短パンとぱんつを下げやがったよ!
俺は急いでぱんつと短パンをあげて、ゆっくりと振り返る。
「げ・た・ん・わ・く・ん、か・く・ご・は・い・い・ね?」
俺はげたんわくんに笑顔を見せてゆっくりと聞いた。
「待て!瑠璃!話そう!話さなきゃ分からない!」
「問答無用!!!!」
かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かかと落とし。かか……。
結局俺ら学生にょたチームは負けた。個人戦では俺も良くんも香多くんも上位についたが、腹立つのがげたんわくんが伊織先生が突然発案した特別賞に選ばれたことだ。
「げたんわくんはファンに勇気をくれた!瑠璃のひっぷをありがとう!げたんわくん!」
伊織先生のその発言を聞いて、げたんわくんにもっと念入りにかかと落とししときゃ良かったと後悔した。
てかなんで一日に二回もひっぷ晒さにゃならないんだよ!
読者にとっては二十日後でも俺にとっちゃ一日なんだよ!
十月につづくよー♪
最初のコメントを投稿しよう!