龍を飼う
2/5
読書設定
目次
前へ
/
5ページ
次へ
昔からそうだった。 気に喰わない奴は片っ端から喧嘩した。 何度も警察沙汰になった。 あの頃の地域課の人間は全員知り合いだ。 腕にまで伸びた尻尾に触れる。 こんなところにまで足が生えていただろうか。 背中の咀嚼音が消えた。 十八歳の時だった。このタトゥーを入れてもらったのは。 もう五年も一緒にいると、愛らしく思えてくる。 最近は恐怖すら感じることがある。
/
5ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
107(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!