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なんか気持ち悪いな。これは普通の別れ話じゃないですね。私達は何を見せられているのでしょう。私達って言ってさり気なくあなたを巻き込みました、ごめんなさい。ここまで来たんだから旅は道連れです。
二人だけで勝手に盛り上がってるのって、周りからすると結構いい迷惑ですよね。こういうの駅のホームとかでやられると、色んな意味でちゃんと白線の内側まで下がって欲しいなって思うんですよ……本当の事言うと割と面白いんですけど。他人の悪口聞いてる時と似てますよね。自分が直接関わってたりすると、少し言葉選ばないとな、とか気を使うと思うんですけど。違うとなったらこっちのものです。向こうは誰かの文句言ってるから、それに便乗して自分のストレスを言葉に乗せつつ相手に同調するだけで良い、責任ゼロで言いたい放題だから楽しい。共感ポイントが同じならなおさら良いですね、悪い話が広がります。こうなるとスタミナゲージがゼロになるまで続いてしまうのではないでしょうか。こういう話の方が仲良くなりやすいというデータもあるらしいです、面白い。やっぱりポジティブな話って嫉妬、妬みを買いやすいですよ。コイツ私より輝いてやがると。例えば常に一等星みたいにキラッキラの人ならもう諦めます。いや本来の輝きは一緒じゃん、そっちの方がたまたま晴れてて星が良く見えるだけじゃんって時が一番癪に障るんですかね、知らないけど。知らない方が身のためという気がしてきました。
話を戻しますね。恐らくYさんは寝てる。そしてこの女性はYさんの夢の中に存在してるんですかね。そうだ、レム睡眠は急速眼球運動睡眠とも呼ばれているみたいです。つまりYさんは今まぶたの裏で眼球をグリングリン動かしながらこの夢を見ている事になります、ハイここテストに出ますよ。
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