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あらすじ
――その昔、下界は神々達のある戦争により更地となった。
神々達は女神達の運命の通り、黄金ノ時代は終焉を迎える。
灼熱の炎によって、全ての生命を焼き尽くし、己の生命までも終わらせてしまったのだった。
――その数十年後。
時代と共に神も交代した。
新たな時代を迎える為、神は自らの息子…テンダとアモウに命令を下したのだ
兄弟は任務を遂行する為、下界に降りた。炎で数十年も焼かれていたはずの場所は更地となり、草原だけが広がっていた。
そして兄弟は、草原の中に一際目立つ大きな樹を見つけた。
樹の中には、人間の双子が隠れていたのだ。
新たな時代を迎える為、兄弟は神の命令通りに人間を助けた。
しかし、想定外の事が起きてしまった。
双子は人間のはずなのに、神と等しい力を得ていたのだった。
兄弟は困惑しながらも、更地となった下界を元に戻す為任務を続行。
そして兄弟は人間の双子と一緒に過ごすうちに、新たな心を芽生える。
しかしそれは、赦されてはならぬ規則だったのだ――。
神々ノ史書に記された物語の一つ。
これは始まりのお話しでもあった。
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