転校生くん

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その後、ゆずとと他愛もない話をしていたら、いつの間にか4限目のチャイムがなっていた。 「ゆずと。そろそろ戻るね」 『そっかぁ…。まぁぼくも疲れてきたし、しょうがないか…。またね!ゆず!』 「うん。またね。だいすきだよ。」 『ゆずから言うなんて珍しい、!ぼくもだいすき!』 「あはっ、そんなに珍しい?」 『うん!そうだよ!何だか離れがたくなっちゃたなぁ…。』 「俺も離れたくない。ほんとにごめん。俺のせいで…」 『はぁ…。いいよ、その話。』 『というかゆずはさぁ』 『いつこっちに来るの??まさかぼく一人になんてしないよね??』 『ゆずがぼくを殺したも同然だよね??ちゃんとそのことわかってるよね??』 『なんで早くこっち来ないの??大好きとか言っておいてぼくのこと嫌いなんでしょ??あーあ、ぼくだけがゆずのこと好きなんだ。』 『いっつもゆずが死ねばよかったって言ってるけどそんなの嘘なんでしょ??』 『だったら早く死ねよ。死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねし…』 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい生きててごめんなさいごめんなさい僕が死ななくてごめんなさいゆずとを殺してごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 「生きてて、ごめんなさい」 『あははっ、、いいよ。許してあげる。 けどね、忘れないでね?? ぼくはずーっとゆずのこと見てるよ。 オマエダケシアワセニナルナンテユルサナイ。』 『じゃーね!バイバイ』 ああ。また怒らせちゃった。はぁ。また一段と大きなため息をついた。あ、そうだ。発作が起きる前に一応来週分の書類やらないと…!そう思って、重い足取りで生徒会室に向かった。
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