プロローグという名の自己紹介

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 と、まぁ、色んなことがあったわけだが、マイナーレと魂を分割したことによる弊害がかなり出てきてしもうて。  まず、圧倒的に影が薄くなってしもうた! ……あ、影が薄いのは元々か。ただえさえ薄いのに、それが悪化したんだよ……。「いつの間にか私が後ろにいた」なんてことはしょっちゅう。  それに、影が薄いから陰キャになり、受け身だった私はぼっちになってしもうた!  陰キャぼっちっていうのは、いじめの格好のターゲットでして。はい、ご想像のとおり、いじめに遭いました。  マイナーレが妖魔界の女王として謳歌する中、私はいじめを食らい続けていたんだよぉ……。  どんないじめを受けたかは、このプロローグに書くと長くなりそうだから、次の話で。 ※次の話から三人称視点に変わります。
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