16人が本棚に入れています
本棚に追加
私が小六になったばかりの時、額の第三の目が覚醒して妖力を手に入れた。その妖力で私は異世界の『妖魔界』に行けるようになり、そこで生活することになった。
でも、人間界には家族がいる。
そこで、私は――いや、『私たち』は妖魔界と人間界で別々に生活することにした。
人間界には『身体』を残し、そこに十分の一だけ『魂』を入れた。
魂だけでも生きられる妖魔界には、残りの十分の九の魂を送った。
妖魔界に送った方が、妖魔界女王のマイナーレ。
人間界に残った方が、この私、小林麻里菜なのだ。
最初のコメントを投稿しよう!