扉の先へ

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「……なんでいるの…スイ」 そこにいたのはディスだった 「なんでって…当たり前でしょう? 私は警官よ? 馬鹿にしないでほしいわね それと…ここは立入禁止よ 何しに来たの?」 私はディスへと聞いた 「……僕は死ぬ前にここへ別れを告げに来たんだ 止めないでくれ」 あーおかしい まだわかってないなんて 「うふふふふっ…あはははははははっ」 笑いが止まらない 「何がおかしいの…?」 戸惑うディスに私は告げた 「まだわからないの?おこちゃまね?」 「何…何を言ってるの…?」 私は目を赤く光らせた あたりが赤く染まる 「なっ…!」 ディスは後退る 「愚かなディス…私を一人にするからいけないのよ…? 他の友達ができたなんて言って私をおいて行って… ……ねぇ?あなたは私を見捨てたの だから私ね、後悔させてあげたの 実はビジールを殺したのはね…? 私なのよ、ディス」
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