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 指が唐突に引き抜かれ、高まった熱を持て余して身悶えする。すると、カチャカチャと音がしてユンの手元を見た。ベルトを外しズボンのチャックを下ろしている。彼のグレーの下着が見えたが、布越しでも彼のそこがどうなっているのか分かって、思わず熱い息を吐き出した。 「……ごめん」  謝罪の言葉と同時に、ユンが下着から露わにしたそれを直視する。昂ったユンの陰茎は、俺のものとは比べものにならないくらいの大きさで、尖端はこれからの快感を期待して透明な液体で濡れていた。 「っ……ごめん……」  荒い呼吸を何度も繰り返しながら、ユンは苦しそうに眉根を寄せて、俺の濡れそぼった孔に宛がった。 「いッ、あぁ……!」  頭の天辺まで届くような衝撃が、俺の身体を貫いていった。あの大きさの杭が俺を貫いている。痛みなのか快感なのか分からないまま、身体を仰け反らせた。 「あ、っ……はっ、あ……んっ……」 「エイク……ごめん……君に、こんな酷いこと、したくないのに……!」  ユンは今にも泣きそうな表情で、俺を見詰めながら許しを請う。しかし、言葉とは反対に快楽を貪るように何度も腰を激しく打ちつけ、俺の中に太く硬い杭を穿った。 「っ……でも、腰が……止まらない……!」  責め立てられて身を捩る俺に、覆い被さるようにして更に身体の自由を奪い、茎の根元まで咥え込ませるようにして激しく腰を揺さぶる。ユンの雄の尖端が奥に当たる度に、ずっと疼きを感じていたところを刺激されて、快感の波が襲った。気付くと俺も律動に合わせてそこに誘うように腰を動かしていた。
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