1人が本棚に入れています
本棚に追加
ゲームアカウントがあるのは確定だとしても、問題はどうやってそのアカウントを見つけるか、ということだった。
唯斗くんに少しでも近づきたくて、SNS中を必死で探し回った。
鍵アカにしてるだろうから、簡単に巡り逢えないことはわかっていた。
でも私は諦めない。
唯斗くんのために私も同じゲームをやり込んで、少しでも唯斗くんの可能性があるアカウントと手当たり次第繋がる日々。
そんな努力の甲斐あって、半年以上経ち、ようやく唯斗くんと巡り逢えたときは、感動でスマホを持つ手が震えた。
『私の愛を神様も見ててくれたんだ…私と唯斗くんは巡り逢う運命だったんだ』
そう確信したのを今でも覚えている。
最初のコメントを投稿しよう!