非業の別れ
1/2
読書設定
目次
前へ
/
17ページ
次へ
非業の別れ
身を潜める鋭い言葉たち、 放たれることもなく。 血に塗れる新しい命さえ、 望まれたことはなく。 ここで静かにお眠り 石も積めぬ小さな手は、 僅かに震え、孤独な淵に。 日を掠める希望の産声。 何も見ることもなく。 魔が差した欲望の昨日さえ、 明日に咲く事を待ち。 ここはきっと不幸だから 傷も隠せぬ弱い手は、 抱くことさえも、出来ずに泣く。
/
17ページ
最初のコメントを投稿しよう!
10人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!