4
5/5
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
82人が本棚に入れています
本棚に追加
/
247ページ
「野宮、僕は君の願いを守る。だからそっちの世界で会うのはしばらくお預けだ。天国で〈やりたいこと〉でも見つけて幸せに暮らすんだ。いいな?」 突然吹いた風が草木を震わせてざわざわ鳴った。 僕にはそれが野宮の返事のように聞こえた。 風に飛ばされた木の葉が舞い上がった。見上げた空には優しい光をにじませた月が僕を見下ろしていた。 〈終〉
/
247ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
82
スターで応援
5,647
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!