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ある日
街の中心にある噴水広場
私は一人、そこに佇んでいた
少し小高いここからの眺めは最高で
私を囲む建て物も道も人も良く見えた
その先に広がる緑の木々も良く見えた
私はその眺めを愛してた
ある日
目の前で大きな災いがあって
目の前に瓦礫と荒野が広がって
私一人だけが佇んでいた
動くものは無くなって
辺り一面に廃墟と瓦礫が広がって
遠くの木々は赤く赤く燃えていた
私はその中に取り残されていた
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