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ストーリー8.アジャストメント
ホワイトハッカーの協力でjNDF隊員の動向をトレースする繭莉たち。
次のテロの標的は堀切~四ツ木再開発によるアウトレットモールで、客全員を人質にして、これまで逮捕されたテロ実行犯の釈放を迫る計画だとわかる。
各工場の社長の協力を得て、「下町MadeBiVE」究極バージョン(命名:明日葉父)が、ようやく完成した。
繭莉は長すぎると一蹴し、略称「しばきゅう」と名づけてしまう。
漬物かと嘆く父。
繭莉が乗って発進する。
標的の地点には、やっぱり最強至高のBiVEが待っていた。
操縦しているのは、繭莉が派遣された東南アジアで繭莉を鍛えた隊長。
対峙する「しばきゅう」 。
繭莉に同行するのは、各工場から選ばれて来た、最高の調整スタッフ。
部品を作ってただ組み立てるだけではないのが、「日本の工業の強み」。
至高のBiVEに倒されてはピット(整備トラック)に入って作戦を練り、BiVEを調整する。
リアルタイムでの「カイゼン」の積み重ね。
そしてついに、勝機は訪れる。
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