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❖キャラクター紹介(その1)
~主人公とその家族
•明日葉 繭莉(あすは まゆり)(16)
主人公。葛飾地区の「神有町(架空)」で、父母と兄、弟の5人暮らし。近所にある私立南神有学園高校の2年生。家業が町工場という環境で色々な知識をもち、BiVE教練の成績は優秀。活発で明るい下町気質。くよくよしないが、野放図に明るいわけではない。家族思いだが、中学2年頃から、父に対しては煩わしく思っている。
•明日葉 太郎(45)
繭莉の父親。株式会社「神有ロボテック」代表取締役社長CEO。若くして祖父の事業を継いだかたち。つらいことも多いが、子供たちが唯一の癒し。特に繭莉を可愛がってきた。最近かまってくれない繭莉に少々寂しい思いをしている。
•明日葉 唯(44)
繭莉の母親。 「神有ロボテック」取締役CFO(つまり経理、大蔵省)。共同経営者。わがままな父の甘えも受け止め、ときに厳しくつっこみ、子供たちにはやんわりと自立をうながすが、一方で、繭莉が自分から離れていくのを父同様に寂しく感じている。
•明日葉 剛士(22)
繭莉の兄。東都産業大学3年生。産業デザイン専攻。中高時代は繭莉と同様、BiVEの成績がよかった。家庭環境で培った知識や技術は生かしながら、父とは違う道を歩みたいと思っている。
•明日葉 理(10)
繭莉の弟。神有第四小学校5年。姉に甘えていたころは過ぎて、やや反抗ぎみ。
~ラスボスと幼馴染
•田鍵(たかぎ)理事長(44)
明日葉父母の古くからの友人。ロボット製作部の仲間で、明日葉父と、お互いにBiVEの業界でトップになると約束する。しかし、南神有学園の理事長だった親のあとを継ぐことになり、 「穏やかな地産人材の育成」が目標だった学園は変質し、事業拡大にまい進するようになる。国内数十か所に学園を設立し、海外資本を導入、政府や軍事との癒着もささやかれる。
•田鍵 ワタル(17)
理事長の息子。プライドが高く努力家。朗らかで人望も厚いが、一方でどこか近づきがたい雰囲気をもっている。繭莉とは幼馴染で、惹かれているが、繭莉は彼の孤高の雰囲気がちょっと好きではない。父の運営方針には反発している。
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