❖プロット ストーリー1.ローンチ

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❖プロット ストーリー1.ローンチ

新学期。 女子高生「明日葉繭莉」は、BiVE教練の成績を買われて、特定奨学金対象のボランティアメンバーに選抜される。 家業の「神有ロボテック」の経営が苦しい父と母も、奨学金の魅力もあって勧めてくるので、気乗りはしないが承諾する。 繭莉はjNDF後方支援部隊に派遣されるが、隊長から厳しく扱われる日々。 そこで、老後ボランティアで派遣されていた中学時代の剣道の師匠に会う。 しかし、彼は、BiVEの中で生命維持装置につながれたまま認知症が進行し、意思疎通ができなくなる。 ただ、剣道の経験から形成された神経の反射系がBiVEの神経賦活機能により生き続け、エネルギーが尽きるまで近づくものを狙う。 繭莉は、師匠が最終的にjNDFの手で沈黙させられる瞬間を目のあたりにして、自分を取り巻く社会や技術のありように疑問を持つようになる。 (つづく)
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