君に贈るラブソング

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仕事が終わってファミレスまで二人で歩いて行くと、びっくりするくらい混んでいた。 「どうしようか。めちゃめちゃ混んでるね。もしよかったらうちに来ない?可愛い猫がいて、田中さんにも見せたいなって思ってたんだよ」 驚きで言葉が出なかった。 「…あれ?なんか嫌な気持ちにさせちゃった!?違うよ!何も変なことしようなんて考えてないからね!」 必死に説明する有岡さんが可愛くてくすっと笑ってしまった。 「いいですよ。ぜひ可愛い猫ちゃん見せて欲しいです!」 こうして有岡さんの家へ行くことになった。
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