君に贈るラブソング

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歩いて有岡さんの家まで歩く間、心臓の音が聞こえるんじゃないかと心配になるくらい緊張した。 家が近くなるほど尚更に。 やがて家に着いてしまった。 私のマンションより狭いけど決して散らかったりしてなくて、とても綺麗にしていた。 ドアを開けてすぐに可愛い猫ちゃんがお出迎えしてくれた。 「俺、ケーキとかコンビニで買ってくるからモカと遊んで待ってて」 「分かりました。気を遣わせてすみません」 本当に可愛い猫だった。小さめのキャットタワーがあったり、猫が好きそうなグッズがあったり。 「モカ」 と呼んでみると可愛く鳴いてこっちにきてくれた。
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