君に贈るラブソング

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人懐っこくてじゃれてくれる姿を見て、なんだか有岡さんを思い出した。 そうしているうちに買い物から帰ってきた有岡さんが言った。 「そうだ!下の名前で呼んでもいい?俺のことも亮でいいからさ!」 「亮くん…」 それだれであったかい気持ちになった。 「今日で20歳なんだよね?お祝いに度数の弱いお酒買ってきたから一緒に飲もう。もちろんケーキもね」 「亮くん、ありがとう」
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