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chapter1
俺の話を聞いてくれよ。
……ちょっと待って。今日は本当に本当の話だから!
うん、嘘じゃない。証拠もある。
……そう焦るなって。順番に話してやるからさ。
昨日知らない女からラインが来たんだよ。
いや、違う違う。「知らない女」って名前だったの。だから名前は知らない。
でさ、こんなのが来たわけ。
ちょっ、待て、焦るな。今ロック解除するから。
あっ、おい、返せよ!
は? 履歴なんて見たって何も……あーっ!
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