秋の夕暮れ

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 彼は道を歩いていた。時事問題を書いた後の脳は疲れていた。  季節は秋になっていた。このような感覚は毎回のことだった。でも今日は頑張りすぎたかなと少し後悔していた。  道を歩きながら高台に来た。夕焼けはきれいだった。  気が付くと頬を何かが流れた。液体のようだった。よく考えてみるとそれは涙だった。彼は秋の夕日を見て涙を流したのだった。  何故か秋の夕陽を見たら涙が出てきた。気が付くと泣いていた。ただ夕焼けを見て涙が出てきた。気が付くと泣いていた。
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