第1話 ~政海ちゃんと海里くん~

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  「早くしないと、授業に遅れるぞ。ホラ。政海はそそっかしいからな」  手を差し出してくれた。きゅっと握るとドキドキする。あぁ・・・・海里ちゃん・・・・。  この校内は広いから、ぼんやりしている僕はすぐ迷子になってしまう。海里ちゃんは何時も僕が迷ったりしないように、授業のある教室まで送り届けてくれるんだ。 「ありがとう、海里ちゃ・・・・」 「政海」  そっと僕の唇に海里ちゃんの長い指が触れた。「海里って呼べって何回言ったら解るんだ?」  はうあああー!  海里ちゃんの指がっ、僕の唇に触れて・・・・きゃあああ――っ!  心臓バクバクして、どうしようどうしようどうしよう。    さて、読者様。僕はこれからどうしたらいいでしょうか?  僕の行動をお考えください!  作者がストップかけるまで募集します♪  ご参加4649( *´艸`)
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