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「早くしないと、授業に遅れるぞ。ホラ。政海はそそっかしいからな」
手を差し出してくれた。きゅっと握るとドキドキする。あぁ・・・・海里ちゃん・・・・。
この校内は広いから、ぼんやりしている僕はすぐ迷子になってしまう。海里ちゃんは何時も僕が迷ったりしないように、授業のある教室まで送り届けてくれるんだ。
「ありがとう、海里ちゃ・・・・」
「政海」
そっと僕の唇に海里ちゃんの長い指が触れた。「海里って呼べって何回言ったら解るんだ?」
はうあああー!
海里ちゃんの指がっ、僕の唇に触れて・・・・きゃあああ――っ!
心臓バクバクして、どうしようどうしようどうしよう。
さて、読者様。僕はこれからどうしたらいいでしょうか?
僕の行動をお考えください!
作者がストップかけるまで募集します♪
ご参加4649( *´艸`)
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