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あの世とこの世の話
第一歳 幼い頃の体験
幼い頃の私はとにかく人間が嫌いだったんです。
かと言って両親や友達をも嫌いという訳でなく、全体的に『人間』が嫌いだったのです。
理由はなく何故か魂の奥から
『人間は嫌い』と言う感情が溢れていました。
その事に気付いたのは私が2歳頃。
『人間に生まれてしまった』『人間は嫌いだ』と思っていたのです。
そして『尼さんになろう!』と強く思っていました。
尼という言葉も意味も、2歳では知るはずもないのに尼の格好や尼の仕事が影像として浮かび、尼と言うものを知っていたのです、不思議ですよね。
自分が大きくなったら『尼になろう、山に隠って修行しよう!』と決めていたのです。(笑)
しかし、ある日そんなことを深く考えていたときに声が頭に響きました。
『人間に生まれたからには人間と共に暮らしなさい!人間社会で生きることこそ修行です。人間の居ない山に隠って何が学べるのでしょうか。人間の社会で人間の事を学ぶことこそが人生です!人間として生を受けたからには人間社会に生きなさい』
と。
優しい女の人の声で、説教されました。
何故かその言葉に納得した私は人間社会で生きることを決心したのです。
その時に天界の存在やこの世に生まれたことの意味を何故か理解し、その声に従いました。
こうして私は改めてこの人間社会で生きていくことを決心したのです。
もちろんまだ2歳、全ての事を理解していたわけでは有りません。
ただその声は天界からの声であり、懐かしく、正しく、私を導いてくれている存在と言うことだけは分かりました。
そこから魂が開眼し、愛読書は『UFO』『妖怪』『妖精』『霊』等怪しいものに変わりました。
あやしいですね(笑)
忘れた記憶を思い出そうとしているかのように沢山読みました。
私の母も
普通の子供が読まないような本を読んでいるので心配になり、祖母に相談していたと成長してから聞きました。
母方の祖母は霊感を使って占いを口コミでやっており後に成長した私の良き理解者となりました。
とても信心深くご先祖さんを大切にし、他人にたいしても食べ物を分けたりと施しをしてました。
決して見返りを求めず私達孫が里帰りすると『持ってけ』『持ってけ』と沢山の食べ物をお土産にくれました。
そんな祖母が、私が幼い頃母に言った言葉は
『あの子は神や仏と縁がある』と。
母もそれを素直に受け取り何も言わず見守ってくれました。
そんな母にも霊感があり、母が困っているとき良く相談相手になりました。
霊感はあるけど、見えないので(笑)
人間界に違和感の有った私は、尼にはならないと決めたものの、とても人見知りで、心を開いた人以外には話をしない子でした。
それは人の本心が見えるからです。
会話をあまりしない理由は、
『昔にテレパシーで会話していた』
という感覚があり、口を動かすと言うことに慣れていない為です。
そして伝わっていると思ってました。
昔というのは前世の事。
そんな記憶が所々に出てくるのです。
そして自分の事は自分で解決するしかないと言う事を、魂の経験で知っていたため、人に相談しても無駄と思ってました。
相手と共に解決するしかないと言う他は自分で物事を決め自分で解決していました。
こんな頑なな魂を持つ私は
どんな前世だったのでしょうか(笑)
それはまた別の機会に話しますね。
あの頃の私は
大人しいが頑固と言う面倒臭いやつだったと思います。
余り喋らないのに友達はいましたよ。
有難い事です。
小学生になると『怖い漫画』を友達が持ってきました。私の周りには心霊写真集等怖いものに興味のある人が多かったのも不思議な縁です。
私の好きだった漫画は少女漫画の怖い話。
高階良子さんと言う漫画家さんの書かれた漫画で、とても救われました。
先生の作品には『レムリア』や『マチュピチュ』等の文明を題材にした作品があり私の魂を呼び起こすものがあったのです。
その漫画のお陰で、何か確信を持ちました。
魂の目覚めの準備と言う感じですかね。
小学生になると当たり前に霊が見えるようになりました。
見えない指導者さんが順番に教えてくれている感じです。徐々に徐々に段階を上げて行く、学校の勉強みたいなものです。
霊が見えても『当たり前』に捉えていたため口に出すことはありませんでした。
が、ある日TVを見ていると
『宜保愛子さん』と言う方が出られてました。
心霊番組みは好きでしたがそれまではただ興味の有る範囲で見てました。
画面に映った森の中の
どこに霊が居るか
と言う質問をTVの中で行ってました。
私はTVに向かって
『こことここ』と母と話をしていました。
その数秒後にTVの中の宜保さんが私と同じところを指摘し説明していました。
私はとても驚きました。
『私のように見えている人が他にも居るんだ!』
それから私は勝手に宜保さんを『師匠』と呼ぶようになり番組は全てチェックしていました。
自分の感覚と重なるのが楽しくてしょうがありませんでした。
家族は本当に私が見えてることが分かったようです(笑)
師匠のお陰で自分が変なのではなく
見える人も居るんだと言うことが分かり
ここまでやってこれました、
ありがとう宜保師匠!
幼少期は私の魂が、記憶を取り戻すために用意された過程だったのだと思います。
幼い頃に父方の祖父母の家には毎週のように遊びに行っていました。
怖い祖母でしたが、こちらの祖母もとてもとてもご先祖を大切にしていました。
祖母の家には大きな
キラキラ光る仏壇が有りました。
(私にはそう見えた)
祖母は毎朝と毎夕にお供え物を欠かさず行ってました。
神棚もあり勿論、欠かさずお供え物をし奉っていました。
私もお祖母ちゃんに付いてまわりお仏壇のお世話をしました。その頃の私は神棚は高くて届きませんでした(笑)
何となく作法も覚えました、家流でしょうが(笑)
祖母は特に何も教えるわけではなかったのですが仏壇に対して失礼な事をしたときだけ『仏さんにそんなことをしたらいけない』と怒りました。
そのお陰でご先祖さんとは深く繋がり今も助けてもらっています。
ご先祖や神棚についてはまたお話しますね。
お供えをするとご先祖さんが現れ、
食べ物の『気』を食べていきます。
なのでお下がりを頂いたときは薄口になってます(笑)
1つのお供えでもあの世では複数に増やすことが出来ます。なので全てのご先祖さんにそのお供えが行き渡るのです。
大事なのは数ではなく気持ちです。
良い気持ちを送ると、それをキラキラの気にして返してくれます。
『感謝』の気持ちが一番良いですよ。
最近亡くなった霊ほどまだ現世の感覚がありお腹を空かせてます。
亡くなったばかりの人には49日までは毎日多めにお供えすると良いと思います。
仏壇がなくても同じテーブルに同じ食べ物を置いて10分くらいお供えすれば充分です。
後は食べて下さい。
あなたが良い気を送ればいい気が入ってます。
ずいぶん前に亡くなったご先祖さんは人間的な
お腹すいた
と言う感覚がないので『感謝』を送ってください
。
ただ成仏していないご先祖さんはまだお腹を空かせている可能性があり、その為みかん1つでも何でもあなたが食べたい何かをお供えして上げてください。
ご先祖さんの幸せは自分の幸せにつながります。
先祖はこの世では亡くなった人ですが、あの世では元気に生活しています。
住む世界が変わっただけです。
お供えや感謝の気持ちは
まだ欲や恨みの気持ちを持つ未成仏の先祖の気持ちをときほどく効果を持ってます。
生きている人の力で成仏に導いて上げてください。
運気が上がったり事故から守ってもらえます。
今回はこの辺で
またお話ししますね。
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