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解説ー結局何が言いたいのかー
『あの子』は最初からフラれるとわかった上で告白した。『私』のことを親友として誰よりも理解しているからこそ、フラれるとわかっていた。
約束したことは絶対に守ることも親友だからわかっていた。
いつか色褪せる思い出になる気はなく、文中にもあるように一生何か出来事がある度に頭の中を過ぎる存在になりたかった。
隣にいることが出来ないならせめて『私』の中に永遠に住み着こうとする。
愛されないのはいい。でも、『私』にとって自分がなんでもない存在になることは我慢ならない。
恋じゃなくて、執着。
エモいーーーーー!!!!
因みに、『私』はキスされてもそれをいつものテンションに戻すキッカケにしようとするくらいには、女の子同士のキスに抵抗はありません。
『あの子』のことも別段嫌っているわけでも、嫌いになったわけでもないので接触が不快になることはありません。
あくまで、『あの子』を恋愛対象として見ていませんでした。
とても大事な"親友"だったので。
ラムネの瓶がまだ冷たかったのは、彼女らの話がとても短く済んだからです。
2人どちらも親友ではない状態を早く終わらせたかったんです。告白した、された2人は今は友達ではない、とするのが普通だと思います。
『私』は一刻も早く"親友"に戻るため、
『あの子』は一刻も早く"親友"を辞めるために話していました。
『あの子』は恋人になれなくても"親友"戻れなくても構わない。"親友"以外の何かになりたかったので告白したんです。
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