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「……あれ…居間じゃない…?」
あったのはベランダにつながる部屋
「……異空間で飛ばされたのか?」
俺はこのことを上司に連絡を入れた
「も、もう一度入ったらなんとか!」
「お、おう」
俺と部下は何度か通ってみたが、結果は同じだった
「……どうして…」
「…!?」
部下が落ち込んでいる最中だった
黒い、180cmくらいの人間いる
奴だ
「逃げろ!!」
俺は大声を出した
部下は驚いて後退る
「うわああっ!?」
まずい、あいつ逃げ遅れやがった
「……っ」
息を呑んで、戻って助けに行く
暗い中、懐中電灯だけが頼りだった
「ミツケタ」
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