プロローグ

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「課長! やばいです…奴の…奴の家に今いるんですが…!」 走りながら電話する 息切れが激しい 「なんだ、今忙しいんだが?」 いつもの冷たい課長の声 「部下のあいつがやられました… 心臓を抜き取られて死んだんです この目ではっきり見ました! それにこの家は異空間だし…取ってつなげた感じがするんです とにかく普通じゃないんです!! 早く財団に……」 そこまで言って俺は話すのをやめた 電話越しでは俺を呼ぶ声が聞こえる 目の前の情景を見て携帯を落とした 「……なんだよこれ…なんなんだよ…!!」 巨大な心臓が、そこにはあった
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