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最初に発覚した時に、例え友人が知らないと言っても一度非公開にし、詳細は確認中ですと告知する。その後、友人が関わっていたたことが発覚したのなら真摯に謝罪し、削除すれば多くの人は矛を収めたのではないでしょうか。
盗作したかどうかよりもクリエイターさんの不誠実な態度がこの問題を大きくしているような気がします。
例えが大袈裟かもしれませんが、
犬と猫を飼っている飼い主が虐待して、ある日猫が亡くなった。
隣に住む人が猫がいなくなったことが気がついたけれど、飼い主に聞いても猫はいると言っていた。
しばらく経って猫の死骸が見つかり、虐待が多くの人に知られることになった。
多くの人は虐待した飼い主を責めるのではないでしょうか。罪もない猫を虐待して死なせてしまうなんて酷い飼い主だと思うでしょう。
その時、飼い主が
「自分の親もペットを虐待していたから可愛がり方がわからなかった。親が教えてくれていたら虐待なんかしなかった。私も苦しかった。でもすごく反省している。申し訳ない」と言って、今度は残った犬と新しく鳥を飼い始めた。
「犬は里子に出して、しばらくはペットは飼わない。ペットに愛情を持って育てられるように専門機関に相談しようと思う。いつかまた猫を飼いたい。申し訳ない」言って通院しはじめた。
どちらが反省してるように思いますか。
10数年前に少女漫画家のトレース事件があったと思いますが、その方は連載途中の作品は連載中止、過去作品全て絶版、1年半程の活動停止、その後受賞したマンガ大賞の授賞式を欠席されています。
今回ここまで大きな問題になったのはクリエイターさんの対応が真摯な謝罪ではなく、自己弁護が多分に入っているからだと感じています。
謝罪する時に言い訳は必要ありません。自分じゃない誰かが悪かった、ここが悪かった、疲れていた、というのは謝罪する時に相手の神経を逆撫でするだけなのではないでしょうか。
もし、自分が誰かにぶつかられて洋服にアイスクリームがべったりついた。相手は何かにつまづいただけだった。
「本当にごめんなさい。友人がここに荷物を置いていたのを知らなかったんです。こんなところに荷物がなかったら私はつまづかなかったんです。私も気づかなかったんです。クリーニング代を弁償します。申し訳ありません」
こう言って謝罪されたらちょっとは嫌な気分になりませんか?
「本当にごめんなさい。クリーニング代を弁償しま
す。申し訳ありません」
だけでいいと思わないですか?
謝罪に言い訳を入れるなというのはビジネスマナーでは基本中の基本ですし、常識のお話だと思います。
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