片想い

1/18
前へ
/18ページ
次へ

片想い

「な、なんでぇ?」  オレは今 「だって好きちゃうねんもんっ」 フラられています。 しかも、これで3回目。 「なぁ、どこが悪い?  どこかえたらいいー?」 「・・・。」 カナはちょっと面倒臭そうに頬を少し膨らませてから、オレの方へと視線を向けた。 「かぁお!!  だってねぇー、イケメンじゃないんだもん、隆。  仲がいい友達だよ、隆とは。  だけど、彼となると別!  ブサイクは嫌なの。 私。」 カナの言葉に、思わずオレは固まった…。 「顔…っすかぁ…」 カナの言葉は、オレのボディに食い込むように一発入った。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加