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書き方について その6
さて、作品も仕上がったので、この辺りで書き方については総まとめをして終わりにしたいと思います。
基本は短編書きの芹沢です。経験から言うと、短い物はプロットが無くてもほぼ作品を仕上げるのに支障は無いと思います。長編に関しては、プロットが欲しいと思います。特にキャラ表!
短編なら2~3人でドラマ作りができ、尚且つ、世界観を保つ事が可能です。長編だと気付けば登場人物が増え、そのまま書き続けると、バックボーンが分からなくなります。これを防ぐ為のキャラ表。
長編は2~3作程しかやっていないのですが、大まかな筋立てと、エクセル管理でキャラ表を作り、縦軸にキャラ名、横軸に性格や生い立ちなどを入れ、どのシーンに関わるかを書きます。登場人物の登場バランスを見て、作品の流れを入れ換えたり、キャラを入れ換えたりして、浮かんで書いていたシーンを当てはめて、整合性を擦り合わせるといった使い方をしています。個人的にはコレがあると迷子にならないんで便利。
しかし、キャラクターが動き出すと、予定通りに進行しない場面も出てきます。そうするとエピソードの入れ換えや前後の擦り合わせも必要かな。まだ、そこまでの長編は書いた事が無い&仕上げた事が無いので断言しかねますけどね(←おい!)
書く時に大切な事をひとつ。一番初めに浮かんだものは大切にする事。恐らく、それが色々な切欠やヒントなんだと思います。格好いい言い方をするならば「届けられたギフト」だからです。
何でなんだろうと考えると、きっと、そこにいるであろう誰かが、話しかけてくれる筈。無意識下で誰かと会話して生まれるのが、物語なのかもしれませんね。
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