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それから夜朔夜と一緒に鍋焼きうどんを食った 勿論それは俺が作ったやつ 作ったとは言えないか。ただ沸騰させただけの簡単飯 「憂の優しさが本当身に染みるよ」 『俺何もしてねぇ』 「そんな事ないよ。憂が買って来てくれなかったら食べれなかった物だし」 『……そう?』 「ありがとう。ご馳走様」 『……うん』 お礼を言われると何もしてないのに何か小っ恥ずかしくなるや 「本当すっかり元気になったよ。もうマスクしなくても大丈夫かな」 『じゃあ俺も……』 「万が一移しちゃってたら本当にごめんね」 『大丈夫大丈夫!風邪菌なんてその辺ウヨウヨしてるし朔夜だけじゃないから!クラスの連中もクシャミしてる奴普通にいるから』 「それはかなり心配だな。学校いる時こそマスクしなくちゃね」 『うん』 「ほら、こっちおいで」 後片付けをしようとしたら朔夜に手招きされた 「ありがとう」 『ん』 ぎゅーっと抱き寄せられた 「もう少しで卒業だね」 『うん。だからぼちぼち荷物整理しなきゃ』 「荷物整理?」 『俺細々した物多いしあんま荷物多かったら狭くなるだろ?他にも家電もあるし色々と……』 「大丈夫だよ。余ってる部屋幾つかあるし好きに使えばいい」 『そう言う訳にはいかないだろ。必要のない物は捨てなきゃ』 「憂」 『何?』 急に真剣な顔をして朔夜は俺の名前を呼んだ 「一緒に住むと言う事はここは憂の家になるんだ。遠慮する事は何一つないんだよ」 『…………』 「いらない物はどんどん捨てればいいと思うけど……必要じゃなくても憂の物なんだから取り敢えず全部持っておいで」 『狭くなるよ』 「何言ってんの?さっきも言ったけど余ってる部屋あるんだから狭くなる訳なんかないし他の部屋も好きに使えばいいよ。何ならもっと広い所に引っ越す?」 『い、いいよ!十分広いから!』 「俺には何も遠慮しなくてもいいから……だから、俺も憂に遠慮しない」 『ちょっ!!どこに手ぇ突っ込んで…………あっ』 「可愛い」 『病み上がり!』 「復活」 『明日学校だからっ』 「だから最後までしない。ちょっとつまみ食いするだけ」 『つまみ食いすんなッッ!んっ……っ』 「口開けて」 『んんっ』 復活した瞬間性欲も復活した朔夜 こんな事思っちゃダメだけど、朔夜はたまに寝込んだ方がいいと思う .
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