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20代の私がミニスカートでスーパーを歩いていたら、
おじさんに話しかけられました。
「おいお前」
「はい、なんでしょうか?」
「その恰好なんなんだよ。気色わりーな!」
コロナ予防で顔にマスクがマストなこんなご時世でも、そんな事を言ってくる人がいるのです。
「そんな。私はただ買い物に来ただけなのに。酷いです……」
でもそう言ってうずくまると大抵、威勢のいい若者が遠くの方からやって来てくれます。
「大丈夫ですか?」
薄目で覗いてみると彼はおじさんをじ~っと睨みつけています。
目が悪いのか目つきがヤンキーみたいです。ちょうどいい。
若者が言います。
「向こうで聞いていました。あなた、先程この方に失礼な事をおっしゃっていましたね?」
「失礼も何もよぉ俺は見た通りの事を言ってるだけだぞ、あ?文句あっか?」
その若者はスマホを取り出して言いました。
「警察に通報します」
「は?」
「掛けますね」
「おい俺が犯罪しでかしたっていうんか。何も悪い事してねーってさっき言っただろうが!」
「なら通報されても痛くも痒くもないんじゃないですか?」
「……クソッ!汚ねえな。うざっっ」
そう言いながらおじさんは去っていきました。
私はお礼を言います。
「本当にありがとうございます!あなたがいなかったら今頃私どうなっていたか……感謝してもしきれません!」
「いや当然のことをしただけです。感謝なんて……」
「そう言わず、少しだけでもお礼をさせて下さい!そうだ、私のうちにちょっと高級な貰い物の茶葉があります。ぜひ御一緒に紅茶はいかがですか?」
「いやそんな!お家にお邪魔させて頂くなんて申し訳ないです」
「遠慮なさらなくても……」
「……そうですか?じゃあお言葉に甘えて……」
「私の車で送ります!」
完璧です。
家に着きました。
「お邪魔します……!」
「こっちがリビングですよ~」
彼が中に入ったことを確認して、この防音室唯一の扉の鍵を。
ガチャり。
閉めました。
「え、カギ閉めないでください。怖いですよ?」
「ふふふふふふ」
「……ごめんなさい、やっぱり帰ります。カギを開けてください」
「ふふふふふふ」
「……おい開けろよ!なあ!」
「ふふふふふふ」
「くそ、こうなったら……力ずくで……」
どんっっ♥
「うぐっっ!!」
若い男の子がよろめきました。
「な、なんだよお前!まさか……お前……男なのか!?」
「ふふふふふふ」
満を持して本当の私を見てもらう時が来ました。
タータンチェックのシャツのボタンを外していきます。
一つ、二つ、……
おへそが出てブラが出て……
ほのかな風が肌に当たるのを感じます。
ああ私見られてる!私の事を助けてくれた可愛い大学生の男の子に見られながら脱衣しちゃってる!幸せぇ!!
そのままスカートにも手をかけて…… 一気に脱ぎました。
‹私›がショーツの中で窮屈そうにしています。
はあはあはあはあ……
最高……いつ体験してもいい気持ちです。
「ねえ……私を見て……体の隅から隅までじ~っと……舐めるみたいに」
「やめろ変態じじい!こっちに来んな!あっち行け!!」
「さっきは私の事守ってくれたのに……触ってもいいのよ?」
パシッと彼の手を取って‹私›をショーツの上からなでさせてあげます。
「離せぇ!!やめろぉおl死ねええええ!!」
「ねえ、あなた私を女性だと思って女の子と仲良くなりたいって不純な理由で、のこのことやって来ちゃったんでしょう?私も、いっしょ、よ♥あなたと仲良くなりたいわ♥」
「許してくださいぃ!!!反省しています、だから、助けて、もう、許してください……」
許してなんて言わないでよ
だって
まだ夜はこれからでしょ?
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