そして、君に恋をする

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倭はこれだけでは収まらない。 食事が終わったら、ソファーの上でイチャイチャカップルになるのだ。 彼の膝の上か。 もしくは足の間に座らされて。 ちなみに今日は足の間に座って、後ろから… …ほら、キタ。 …ギュウ、キタ。 ちょっとだけスリスリして。 肩に顎を乗せる。 「…周音。今度デート行こうか。」 「いいの?」 「うん。時間とって、一日中遊ぶか。」 「…ホントにいいの?」 「いいって言ってるだろ?行きたくない?」 「…行き、たい。…デス。」 「じゃあ素直にうんって言っとけ?」 「……うん。」 「…可愛い。」 そうして、少し火照った私の頬に、チュウー。 …もう。 …恥ずかしいのに。
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