第2章 旦那の秘密

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第2章 旦那の秘密

  嫁は、旦那と休みをあえてずらし旦那の部屋を調べた パソコンから本棚まで隅々探したが不審なものは見つからない 浮気の匂いもしないくらい何も見つからない じゃ、旦那はどこへそして、なぜ私に隠し事をするのか不思議だった そして、会社近くで張り込んだ 定時に上がる旦那、駅に歩く旦那 自宅近くの最寄り駅に着いた そのまま自宅方向へ歩く、商店街を抜けて自宅前の道路にでた 自宅前に着いたが、旦那は自宅を通過した 「怪しい…」嫁は睨む 自宅近くのお弁当屋さんに入った 夕食は作ってあるのになぜ、弁当屋に… まさか私のご飯が不味いと… そんな予想をする嫁 嫁が泣き崩れそうになる 次の瞬間を見た時嫁は、不思議な思いが出てきた 旦那は、そこのお弁当屋さんのエプロンに着替えてレジに立っていた その姿を見た瞬間、困惑した 家に帰り、何食わぬ顔で夕食準備をしてると旦那が帰ってきた 夕食のときに、旦那に聞いた 「ねぇ、お弁当屋さんでバイトしてたでしょ!」 と、訪ねると 「バレたか、いつかはバレるだろうとは思ってたが、こんなに早くバレたか。そうだよ、弁当屋でバイトしてる」と、開き直った感じだった それに対して嫁は少し不機嫌になる 旦那は理由を話す 「将来の為、今の会社の給料じゃ安い。だから、副業で弁当屋に夜バイトしてる。バイト代は全て貯金だから生活費には困らない。共働きでも、苦労はかけたくないだから、俺は黙って副業した」 と言う、嫁は泣いた 「馬鹿、私も頑張るし1人でそんなに苦労しないでよ。てっきり私の料理が不味いからとかそう思ったんじゃない。隠し事しないでよ、夫婦なんだから」と涙を流しながら言う 「そんなカッコつけなんていらない、堂々と私に言ってよ。それと夫婦なんだから…」嫁は心の声が漏れた 旦那は、嫁をそっと抱き締めて 「ごめん、本当にごめん」と言った 2人は涙を流した
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