2人が本棚に入れています
本棚に追加
🍋13P
不穏な空気、騒ぎの中「顔を伏せ~家に駆け戻った」メアリーの表情や動きが映像で想像できる。「静」から「動」の描写が素晴らしい。
引火のシーンで、メアリーの足元にピントが合う。(マッチが落ちて引火する瞬間を、スローモーションの映像で想像していた。)
火が落ちて燃え上がり、炎に包まれている建物(全体)が見える。この激しい場面からの「黒く焼け落ちた」静かな場面……すごく好き。←
あれ?
メアリーは死んでいない? ということは……!
🍋14P
やっぱり! メアリー!(13Pで「もしかして?」と思ってからの14Pで「やっぱり!」となるテンポがちょうどいい。)
「不敵な笑み」←老女のイメージ(雰囲気)が一瞬で変わる。
「頬杖をついて~」←楽しんでいやがる……!
コナーとメアリーの心理戦にドキドキ!
🍋15P
ああー! やられたー! おわったー!
なるほど、そうかー!(めちゃくちゃスッキリ。爽快感。)
コナーの動揺や絶望と、メアリーの余裕が対になっていてgood.←
グラつくコナーの動きや霞んでいく視界、体の内側から聞こえる音などが、映像として頭の中に流れてくる。
「ペン~床に捨てた~跳ねる音が」←落ちていくペンにピントが合う。(ペンが落ちていく映像をスローモーションで想像。)
「激しい眩暈~血が流れる音がする」←この描写がスゴすぎる!
緊迫感、焦燥感……物語のラストに向かっていく疾走感がある。ドキドキ。
🍋16P
タイトル回収。スッキリ感動。
ぼやけていたメアリーの映像がプツッと切れる。(このページだけ、コナーの目を借りて映像を見ていた。)
最初のコメントを投稿しよう!