プロローグ

5/6
22人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
―リーンゴーン 「それじゃあ、明日から金曜迄は四限授業で、それ以降は六限と七限の混じりだからなー。」 「「「はーい」」」 やっと終わったぁぁぁあ!!!!! 朔のクラス行って、メシだぁぁぉぁああ!! 「あ、あの、賢二、くん?」 「?なんだい。僕は忙しいのだけれど。」 ちょっ、おま、俺の口やっぱ塞いだ方が良い気がしてきた。 「え、えっとね、ぼくの名前は、「三浦恋夜、だろう?」う、うん!そうなんだけどね。」 えっと、あの、と言葉に言い詰まる三浦君。 ちょっとカワイイ。 ポメラニアンみたい。 「おぉーい!けー君!」 「あ、朔」 金髪に碧眼という王子様フェイスで現れたのが、唯一の友達、朔こと朔叶。 「あれ?もう、友達出来たのー?」 「キミじゃあるまいし、そんな訳ないだろう?」 「そっかぁー。あ、オレ、霧生朔叶!朔、って呼んでね☆」 「あ、ぼくは三浦恋夜です。み、皆からは恋って呼ばれてました。」 「へぇ!ヨロシクね!恋君!んでぇ、恋君はけー君に何か用?」 「あ!そうでした。」
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!