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―リーンゴーン
「それじゃあ、明日から金曜迄は四限授業で、それ以降は六限と七限の混じりだからなー。」
「「「はーい」」」
やっと終わったぁぁぁあ!!!!!
朔のクラス行って、メシだぁぁぉぁああ!!
「あ、あの、賢二、くん?」
「?なんだい。僕は忙しいのだけれど。」
ちょっ、おま、俺の口やっぱ塞いだ方が良い気がしてきた。
「え、えっとね、ぼくの名前は、「三浦恋夜、だろう?」う、うん!そうなんだけどね。」
えっと、あの、と言葉に言い詰まる三浦君。
ちょっとカワイイ。
ポメラニアンみたい。
「おぉーい!けー君!」
「あ、朔」
金髪に碧眼という王子様フェイスで現れたのが、唯一の友達、朔こと朔叶。
「あれ?もう、友達出来たのー?」
「キミじゃあるまいし、そんな訳ないだろう?」
「そっかぁー。あ、オレ、霧生朔叶!朔、って呼んでね☆」
「あ、ぼくは三浦恋夜です。み、皆からは恋って呼ばれてました。」
「へぇ!ヨロシクね!恋君!んでぇ、恋君はけー君に何か用?」
「あ!そうでした。」
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