電脳闘神ガイッドマンの第1話

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電脳闘神ガイッドマンの第1話

 サブタイトル「超電脳生命体登場!」  番組本編は、悪の覇王シャアルシファーが正義のガイッドマンに追われ、“超電脳生命体”という人魂や鬼火のような光の姿で、宇宙空間で逃走劇を繰り広げているシーンから始まる。  覇王シャアルシファーは逃走中に地球を偶然見つけると、引きこもりの中学生・藤原(ふじわら)猛司(たけし)のパソコンに隠れて、ガイッドマンの追跡から逃れる。  一方、大気がある地球上では長時間生きられない“超電脳生命体”のガイッドマンも、猛司と同じ中学校に通う、織田(おだ)夢人(ゆめと)羽柴(はしば)勝頼(かつより)松平(まつだいら)康子(やすこ)の仲良し三人組が組み立てている自作PC“トレジャー”の中に留まることにする。  学校でいじめを受けて引きこもりになってしまった猛司の憎しみの感情を利用しようと考えたシャアルシファーは、猛司が画像編集ソフトで描いた“宝玉怪獣キョグレ”を、電子機器を構成する「サイバーフィールド」で実体化する“電脳怪獣”に改造すると、猛司をいじめた金持ちの御曹司・卑弥呼(ひみこ)幸雄(ゆきお)の家に送り込む。ホームセキュリティーのプログラムを構成するサイバーフィールドをキョグレに破壊させることで、幸雄を家の中に閉じ込め、家電を暴走させて火災を起こし、幸雄を家族諸共殺そうとする。  幸雄の家で火事が起きている騒動が夢人達にも伝わると、ガイッドマンはシャアルシファーの仕業と見破り、夢人と合体してサイバーフィールドで実体化する“電脳闘神”になると、電話線や電線を伝って幸雄の家のサイバーフィールドに進入する。  ガイッドマンとキョグレの戦いは壮絶なものとなるが、最後はガイッドマンが必殺光線のガイッドバスターを繰り出してキョグレを倒し、ガイッドマンは幸雄の家のサイバーフィールドを修復、幸雄達は燃え上がる自宅から脱出して命からがら助かった。  人の命を何とも思わないシャアルシファーの悪行を見た夢人達3人は、ガイッドマンと共にシャアルシファーを倒すための戦いに身を投じていく決意を固めるのだった。
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