頭の上の音2

オープニングトーク

（ピッピッピッ　ポーン）

（♪陽気な音楽）

＼銀河第一放送　頭の上の音！／

「みなさまこんばんは。俳優のリンバ・ガヤムです」
『こんばんは。アナウンサーのピメット・ポルです。“頭の上の音”第101回です』
「この番組は銀河第一放送をキーステーションに、銀河系5001局ネットでお送りしております」

「ピメットさん。ついにネット局が増えましたね！　50年ぶりじゃないですか？　増えるの」
『そうなんですよ、リンバさん。なんと、今回から地球放送がネットされることになりましたー！』

（ひゅーひゅーぱふぱふ）

「地球ですか！　嬉しいですね。これから地球人からのお便りが届くかもしれないということですね！」
『はい。ただ、地球まで届くのにタイムラグがありますから、いつになるかはわかりません』

「結構距離ありますからね。このスタジオから地球までってどのくらいなんだろう？」
『光なら、タイムラグは１時間くらいに抑えられるそうです。そもそも電波をちゃんと受信できるのかが心配ですよね……。
え？　あ、そうですか。
スタッフさんからの情報で、音声データをロケットで運ぶそうです。じゃあ本当にいつ届くのかわかりませんね……』
「地球人からのお便りは、期待しすぎないようにして、気長に待ちましょうか」

『さて。今回はお便りがたくさん届いたので、たくさん読みたいと思います。前回の反響がかなりあったみたいですよ？』
「本当に多くのふつおたをいただきました。地球人の人気の高さを実感しました」
『CMを挟んで“ふつおたスペシャル”をお送りいたします。今回も最後までお付き合いください』