僕の完璧な彼女

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「こうちゃん、ただいまー。もう、疲れたよ」 そう言って、彼女が僕に抱きついてきた。 もう、甘ったれて可愛いなぁ。 仕事もバリバリこなす彼女の甘ったれた姿を見れるのは彼氏の特権。 「おつかれー。ご飯出来ているよ。手を洗っておいで」 「うーん。もう少し、こうちゃんを充電してから」 僕は彼女を抱き留め、その感触を堪能する。 「こうちゃん♡」 彼女は僕の首筋に顔を埋めている。 身長172cmの彼女。身長178cmの僕、身長差はあまりない。 「こうちゃんの匂い落ち着く」 スンスンと僕の首筋の匂いを嗅ぐ彼女。 ヤバい! 僕は彼女を引き剥がした。 「やん♡」 「手を洗ってごはんにしよ!」 頬を軽く膨らませ洗面所に消えて行く彼女を見送った。
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